ムービーの加工
 
 Corel Video Studio X10 を用いてのやり方 ~ 材料 ~
動画コンテンツに関して、二次利用の許諾を得ていても、そのままでは使えない場合がある。画面の一部に消すことを義務づけられた内容が写り込んでいたり、個人情報と解するべき内容がある場合だ。これらの画面の一部の内容を消す事が必要になる。

以下の動画コンテンツを例に挙げて説明するが、これはフジテレビから直接、動画ファイルを手渡しで頂いた。機材を、撮影の為に提供したお礼の意味も込められていると思われるが、わざわざアナログ放送からの録画ファイルを渡された。(デジタル放送の録画に関しては、ダビング10やコピーワンスなどのコピー制限があるため)

以下の YouTube にアップロードされているコンテンツは、2011年5月15日にアップロードを行った YouTube アカウントのコントロールは既に失われている。(YouTube 側しかコントロールできない。)当時、アップロードする前の加工として、コマーシャルを含めた全番組プログラムの中から、「自衛隊の後方支援」に関係する部分だけを残し、その他の部分は全てカット(タイムライン上のカット)した。ここでは画面の部分をカット(トリミング)することや部分をモザイク加工などでマスクする手法を説明する。
 
レスキューキッチンシステム K-1
このコンテンツでは画面上辺部分に「アナログ」、画面下辺部分に地デジへの切り替えに関する案内のテロップが出ているが、そもそもこれは中身の情報とは関係が無く、2011年当時の地上デジタル波とアナログ波の混在状況での話であるから、できればカットしたい。
 
 トリミング
Corel Video Studio X10 を用いて、テロップ部分をトリミングする手法の工程の概略は以下の通りで、概略に即した Video Studio の使い方を、動画コンテンツで示す。
  1. 画面上辺のテロップをトリミングしてカットする。
  2. 画面下辺のテロップをトリミングしてカットする。
  3. 画面をセンタリングして表示位置を適正化する。
Corel Video Studio でのトリミング
 
 モザイク (ピクセレーター)
Corel Video Studio X10 を用いて、画面の一部(中央部でも、動的なものでも構わない)にモザイクをかける手法の工程の概略は以下の通りで、概略に即した Video Studio の使い方を、動画コンテンツで示す。
  1. モザイク加工すべきフレームを特定し、タイムラインとしての分割を図る。
  2. Corel Video Studio の「フィルター」→「ピクセレーター」を選び、モザイクをかけたいビデオのクリップまで、ドラッグする。
  3. 対象となる「ビデオクリップ」を選択し、「オプション」→「属性」→「フィルターをカスタマイズ」をクリックし、「NewBlueピクセレーター」を起動する。
  4. 「NewBlueピクセレーター」に、モザイクの位置、大きさ、解像度のための数値を設定する。「キーフレーム」毎の設定で、モザイクを動的に管理できる。キーフレームは「スタート」と「中間」と「最終」の3ヶ所があり、これを同じ設定にすれば、モザイクは移動しない。
Corel Video Studio でのモザイク
 

 
ムービーから余分な画像のカットや加工をしたものが以下のものとなる。このページの上にあるレスキューキッチンシステム K-1と比較して見て欲しい。トリミング加工はムービの全ての時間において、モザイク加工は 0:15~0:30 の間である。
 
野外炊具(知りたがり20110503)
 

 
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